住宅購入意向が4割に上昇、過去最高水準
物価高や将来不安が続くなか、「今は家を買うべきか、それとも待つべきか」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。そんな中、住宅購入に関する興味深い調査結果が発表されました。
カーディフ生命保険が公表した「第7回 生活価値観・住まいに関する意識調査」によると、住宅の購入意向を持つ人の割合は約4割に達し、過去5年で最も高い水準となっています。
物価高への不安が約9割にのぼる一方で、「それでも住まいを持ちたい」と考える人が増えている点が特徴です。
若年層ほど高まる「持ち家志向」
特に注目したいのは年代別の結果です。
20代では購入意向が5割を超え、若年層を中心に住宅取得に前向きな姿勢が強まっています。
背景には、
・家賃の上昇が続いていること
・「払うなら自分の資産になる住まいを」という意識
・将来のライフプランを早めに固めたいという考え
などがあると考えられます。現場でも、以前に比べて20〜30代のお客様から購入相談を受ける機会が確実に増えている印象です。
理想と現実のギャップ「住宅ローン返済期間」
一方で、課題として浮かび上がったのが住宅ローンの長期化です。
調査では、
・理想の返済期間:「20年以内」が54%
・実際の返済期間:「30年以上」が55%
と、希望と現実の間に大きな差があることが分かりました。
「老後までローンを残したくない」という思いは多くの方が抱いているものの、
・住宅価格の上昇
・自己資金の確保が難しい
といった理由から、結果的に返済期間を長く設定せざるを得ない状況が続いています。
「老後までローンを残したくない」という本音
調査結果からは、「老後に住宅ローンを残したくない」という意識の強さも読み取れます。
しかし現実には、月々の返済額を抑えるために結果的に返済期間を長く設定せざるを得ない状況が続いています。
購入後の後悔で多い「団信の特約」
また、住宅購入後の後悔として6年連続で最多だったのが、「団体信用生命保険(団信)の特約を付ければよかった」という声です。
病気やケガ、万が一の際にローン返済が免除される団信は、今や住宅購入時に欠かせない存在です。
最近では、がん保障や三大疾病、就業不能時の保障など、内容も多様化しています。
住宅購入は「物件選び」だけでなく、ローン・保険・将来のリスク管理まで含めた総合的な判断が重要であることを、改めて示す結果と言えるでしょう。
これから住宅購入を考える方へ
住宅購入意向が高まっている今だからこそ、
・無理のない返済計画
・返済期間の設定
・万が一に備える保障内容
をしっかり検討することが大切です。
「今買うべきか」「どのくらいのローンが適正か」など、少しでも不安がある方は、早めに専門家へ相談することで選択肢が広がります。
住まいは人生の大きな決断だからこそ、焦らず、納得のいく形で進めていきたいですね。
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