2025年の宅建業法と建築基準法改正ポイント
こんにちは!じゅうしんの川上です!
今年、2025年にも、さまざまな不動産にかかわる法改正が実施済み、または予定されています。これらは、実務においても、そして宅建の試験を受ける方にとっても、大変重要なポイントになってきます。
また不動産業界や建設業界に多大な影響を与えることが予想されており、これらの改正は、業界の健全な発展や消費者保護を目的としています。
特に宅建業者の営業活動や建築関連の規制強化が進められる予定です。
今回は、2025年の主な法改正ポイントをまとめ、特に注目すべき規制強化や報酬額に関する変更点を詳述します。
宅建業法の改正
2025年に予定されている宅建業法の改正は、主に私達が行う営業活動の透明化と、不正行為を防ぐための措置が強化されることが予想されます。特に、以下のポイントが注目されています。
・囲い込み規制の強化
「囲い込み規制」とは、不動産業者が他業者との取引を妨げたり、顧客を特定の業者に限定する行為を防ぐための規制です。これまで、不動産業者による囲い込み行為が問題視されており、特に顧客が他の業者に物件を紹介されることを防ぎ、独占的な取引をすることが多かったため、不動産市場における競争を制限する結果となっていました。
2025年の改正により、この囲い込み行為に対する罰則が強化され、不正取引を防止するための取り組みがさらに厳格になります。具体的には、囲い込み行為を行った業者に対する行政指導や罰則がより明確になり、お客様保護の観点からも不動産取引の透明性が一層高まることが期待されています。
・取引時の情報提供義務の強化
宅建業法改正により、宅建業者に対する情報提供義務が強化されます。特に、売買契約の際に顧客に提供しなければならない情報の範囲が広がり、物件の法的なリスクや契約不適合責任、近隣の土地利用状況など、より詳細な情報を顧客に開示することが求められるようになります。これにより、お客様が不動産取引を行う際のリスクが軽減され、より透明で公正な取引環境が整備されます。
・空き家の売買における報酬額規制
空き家問題が深刻化している中で、空き家の取引における不正行為や過剰な報酬の請求を防ぐための規制も強化される見込みです。これまで空き家の取引に関しては、売主や購入希望者が不動産業者の報酬額を十分に理解していないことが多く、不適切な報酬額が請求されることがありました。
2025年の改正では、空き家の売買における報酬額が法的に定められることが予想されており、業者が過剰な報酬を請求することが禁止される可能性があります。これにより、お客様が不正な報酬額を支払わなくて済むようになり、空き家の取引がより健全なものになることが期待されています。
建築基準法の改正
建築基準法の改正は、安全性や環境に配慮した建築を促進するための重要な変更を含んでいます。特に、耐震性や省エネルギー性能の向上、災害時の安全性の確保が重点的に取り上げられています。
・耐震基準の強化
日本は地震大国であり、建物の耐震性が非常に重要です。2025年の改正では、特に耐震基準が強化され、既存の建物に対しても耐震補強を求めるケースが増えると予想されています。新たに建設される住宅や商業施設に対しても、より高い耐震性能を求めることが義務化され、地震発生時における人的被害を最小限に抑えることが目的です。
・省エネルギー基準の強化
建築基準法改正により、省エネルギー性能の基準が厳しくなります。これまで省エネに関する基準は緩やかであり、建物のエネルギー効率に対する配慮が不十分なケースもありました。しかし、今後は建物のエネルギー消費を抑えるための設計基準が強化され、太陽光発電や断熱材の使用が積極的に推進されることが予想されます。これにより、建物のランニングコストが低減し、環境負荷も軽減されることが期待されます。
・災害対策の強化
また、災害に対する備えとして、建物の構造や設備に関する規制も強化されます。特に、大規模な自然災害に備えた建築基準が策定され、洪水や土砂災害、火災などに対する耐性を高めるための具体的な規制が導入される予定です。これにより、災害時における人的被害や財産の損失を最小限に抑えることが可能となります。
・その他の改正ポイント
2025年には、その他にもさまざまな改正が予定されています。
その他の改正ポイント
2025年には、その他にもさまざまな改正が予定されています。
・空き家対策の強化
空き家問題は都市部でも地方でも深刻であり、これを解消するための施策が強化される予定です。特に、空き家の管理義務を所有者に対して明確にし、適切に管理されていない空き家に対しては罰則が科されることが予想されます。また、空き家の適切な利用を促進するための政策が導入され、空き家の転用や再利用が推進される可能性もあります。
・環境配慮型建築の推進
環境問題への対応として、エコ建材や再生可能エネルギーの導入促進が進むでしょう。これにより、環境に優しい建物の建設が促され、持続可能な社会を実現するための重要なステップとなります。
まとめ
2025年の宅建業法や建築基準法などの改正は、住宅市場や建設業界に大きな影響を与えるものです。囲い込み規制の強化や空き家取引に関する報酬規制の導入、建築基準の強化など、消費者保護や安全性、環境への配慮が一層重視されるようになります。
これにより、より透明で安全な取引環境が整備され、不動産業界や建設業界の健全な発展が促進されることが期待されます。
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