賃貸初期費用【礼金編】
賃貸物件を借りる際には、毎月の家賃だけでなく「初期費用」も大きなポイントになります。その中でも「礼金」は、特に疑問や不安を感じる方が多い項目ではないでしょうか?
今回は、賃貸契約時に必要な初期費用の中から礼金にフォーカスして解説します!
■ 礼金ってなに?
礼金とは、**賃貸物件を貸してくれる大家さんに支払う“お礼のお金”**です。
かつては「住まわせてくれてありがとう」の意味合いで渡されていましたが、今では賃貸契約時の初期費用の一部として扱われています。
注意点として、敷金とは違い、退去時に返金されないのが特徴です。
■ 賃貸物件の礼金相場は?
礼金の金額は物件によって異なりますが、以下が一般的な目安です。
• 都市部や人気エリアの賃貸物件 … 家賃の1〜2ヶ月分
• 地方や郊外の賃貸物件 … 0〜1ヶ月分
• 築年数が古い、駅から遠い賃貸物件 … 礼金なしのケースも増えています
最近では、「礼金ゼロの賃貸物件」も増加中。
初期費用を抑えたい人にとっては魅力的な選択肢です。
ただし、設備が整っていたり、駅近・築浅など人気条件がそろっている賃貸物件ほど、礼金が発生する傾向があります。
■ 礼金は交渉できる?
実は、賃貸契約における礼金も交渉できる場合があります!
以下のような条件に当てはまる賃貸物件では、交渉の余地があるかもしれません。
• 長期間空室になっている
• 繁忙期(1〜3月)を避けたオフシーズンでの契約
• 築古物件
私が住んでいる物件は目の前にお墓があり、長期間空室状態だったので礼金0交渉をしたのですが結果は0にはならなかったです。
ゼロになればラッキーくらいに思ってた方がいいです♪
■ 「礼金ゼロ」の賃貸物件は要注意?
礼金がかからない賃貸物件は初期費用を抑えられる点で魅力的ですが、以下のような注意点もあります。
• 家賃が相場より高めに設定されている
• 契約期間の縛り(例:1年未満解約で違約金発生)がある
• 更新料や清掃費など、他の費用がかかることも
契約前には、トータルでどれくらい費用がかかるのか、しっかり確認しておくことが大切です。
■ まとめ
賃貸契約における「礼金」は、戻ってこない費用だからこそ慎重に考えたいポイントです。
最近では礼金なしの賃貸物件も増えていますが、条件の良い物件には礼金が設定されていることが多いという点は押さえておきましょう。
費用を抑えたい方は、礼金交渉や他の初期費用とのバランスを見ながら、自分に合った賃貸物件を選ぶのがおすすめです。
礼金が2ヶ月の物件だとしても、物件に魅力を感じたら契約することをお勧めします。なぜなら初期費用は固定費ではなく一時的な出費だからです。
次回は「敷金編」や「仲介手数料編」など、他の賃貸初期費用についても詳しくご紹介します!

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