FP勉強日記①:ファイナンシャル・プランニングの基礎
こんにちは!
桜は好きだけど花粉が辛い春が苦手な杉浦です。今回は、ユーキャンでFPの勉強をしているのでブログにまとめて知識を整理したいと思います♪
1. ファイナンシャル・プランニングとは?
ファイナンシャル・プランニング(FP)とは、個人や家庭が「お金」に関する目標を達成するために計画を立てることです。例えば、
• 老後資金の準備
• 住宅購入の資金計画
• 教育費の確保
• 保険や相続対策
など、ライフプランに応じた資金計画をサポートするのがFPの役割です。
FPの活躍する場はお金に関する分野全てです。取り扱う分野が広い分、他の資格の専門領域に入らないよう気をつける必要があるんですね。
私は不動産屋なので業として売買や賃貸の媒介等を行えますが、保険や金融機関、社会保険などは行いない部分をしっかり理解することが大切です。
2. FPの6つのプロセス
FPは次の6つのステップで進められます。
① 現状の把握
→ 資産・負債・収入・支出などの情報を整理する。
② 目標の明確化
→ いつまでに、どれくらいの資金が必要かを具体的にする。
③ 問題の分析・課題の抽出
→ 現状と目標のギャップを確認し、課題を特定する。
④ プランの作成・提案
→ 具体的な対策(貯蓄・投資・保険の見直しなど)を考える。
⑤ プランの実行
→ 作成したプランを実際に行動に移す。
⑥ 定期的な見直し
→ ライフステージの変化に応じてプランを修正する。
このプロセスを繰り返しながら、理想の資金計画を実現していきます。
3. キャッシュフロー表とは?
キャッシュフロー表とは、将来の収支や資産の変化をシミュレーションするための表です。主に以下の情報を記載します。
• 年間の収入(給与・年金・投資収益など)
• 年間の支出(生活費・教育費・ローン返済など)
• 貯蓄残高の推移
これを作成することで、「何年後に資金が不足するのか?」が視覚的に分かるため、早めの対策が可能になります。
キャッシュフロー表はライブイベント表みたいなものなので、当然ですが人によって様々です。
結婚を希望している人もいれば、独身希望の方もいるし、住宅や高級車など高額な買い物を目標としている人もいれば、そうでない人もいます。
この分野を勉強して自分自身のライフイベント表を作成することで、お金の使い方も考えるきっかけになります♪
4. 個人バランスシートと6つの係数
個人バランスシート(家計の貸借対照表)とは?
企業の財務諸表と同じように、個人や家庭の資産と負債のバランスを表したものです。
【資産】→ 現金・預貯金・株式・不動産など
【負債】→ 住宅ローン・カーローン・クレジットカードの未払いなど
これを把握することで、自分の正味資産(純資産)が分かり、今後の資産運用の方向性を考えやすくなります。
6つの係数とは?
将来の資金計画を立てる際に使う、金融計算の指標です。
1. 終価係数(現在の一定額を将来いくらに増やせるか)
2. 現価係数(将来の一定額を現在いくら用意すればよいか)
3. 年金終価係数(毎年積み立てた場合の将来の総額)
4. 年金現価係数(将来の一定額を受け取るために現在いくら必要か)
5. 減債基金係数(将来の目標額を達成するための毎年の積立額)
6. 資本回収係数(現在の資産を毎年取り崩す場合の受取額)
この係数を活用することで、目標資金をどのように準備すればよいのか計算できます。
5. まとめ
FPの基本を学んでみると、お金に関する「見える化」がとても大切だと感じました。特に、キャッシュフロー表や個人バランスシートを作成することで、将来のお金の流れを明確にすること、節約をする上でも出費を知ることが大切だと思いました。
皆さんは学んでいることはありますか?難しい勉強でも習慣化さえ出来ればあとは繰り返すだけです。
ユーキャンでは毎日やる課題と週ごとの課題が明確になっていてとても使いやすいです♪
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