賃貸物件の騒音問題とその対策とは?
こんにちは!賃貸営業担当の川上です!
賃貸に住んでいる中で、トラブルの内の一つが騒音問題です。
アパートやマンションに住んでいると、隣人からの物音が自分の部屋に響いたり、外からの大きな音に悩まされることもあると思います。
反対に、自分が騒音で迷惑をかけていないか気になることも、、、
騒音はトラブルの原因にもなりやすいため、快適に過ごすための対策が必要です。
そこで今回は、賃貸物件の騒音トラブルを回避するために、物件選びのポイントや騒音対策についてご紹介します。
賃貸物件で騒音がひどいときは?
賃貸物件での騒音に悩まされている場合、まずは大家さんもしくは管理会社へ相談することが大切です。
しかし、管理者へ対応してもらう場合でも、騒音を起こしている入居者へ退去勧告をとることは難しいです。
いくら賃貸借契約書に騒音に関する禁止事項が記載されていたとしても強制力はないため、騒音を起こさないよう注意を促すだけで終わる可能性があることは、頭に入れておく必要があります。
騒音に悩まされない賃貸物件の選び方
騒音トラブルに巻き込まれないためには、賃貸物件を探す段階から対策を施す必要があります。
騒音に悩まされないための選び方のポイント☆
①建物の構造を把握する
防音性の高い賃貸物件を探す際は、建物の構造がどのようになっているのかを把握することが大切です。
建物の構造には主に「鉄筋コンクリート造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」「木造」の3種類があります。
木造の場合、コンクリートと比較して防音性能は劣ってしまうため、隣の部屋へ物音が響きやすく騒音トラブルが発生しやすいといえます。
一方、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の物件は、木造に比べて防音性に優れていますが、鉄筋コンクリート造の物件でもコンクリートを使わずに石膏ボードとグラスウールというガラスを繊維にしたものを用いている場合、コンクリートほどの遮音性が得られないため、注意が必要です。
②部屋の場所を確認する
できるだけ騒音に悩まされたくない場合、部屋の場所も確認すると良いと思います。
建物内部からの騒音が気になりにくい部屋として挙げられるのは、角部屋・最上階です。
角部屋は、左右のどちらか一方には部屋がないため、騒音に悩まされる心配も軽減されます。
最上階は、天井から物音が響く心配がない点が特徴的です。
上の階に住んでいる住人の足音が響くこともないため、トラブルの発生が軽減できます。
反対に、自分が出す音が騒音になるのが心配という人は、1階がおすすめです。
階下に人が住んでいない1階の部屋は、階下への足音を気にする必要がありません。
ただし、バタバタと走る音は上階やお隣にも伝わりますので注意が必要です。
部屋の場所によって騒音が発生する確率は変わるので、内見の際は部屋の場所も意識して探してみてください。
③室内の防音性能を確認する
内見時に室内の防音性がどの程度あるのか確認しておくと良いでしょう。
防音性の確認は特に道具を使用する必要がなく、部屋の真ん中で手を叩いてみるだけで確認できます。
手を叩いた音が跳ね返ってくるような感覚がある場合、壁が音を反射していることになるため、隣の部屋まで音が響きにくいことが分かります。
反対に音が響かなかった場合、壁が音を取り込んだことになるので、防音性は高くないと判断できます。
賃貸でできる騒音対策!
他の住人や周辺環境による騒音対策も大切ですが、自分自身が騒音の発生源になってしまうケースもあります。
そこで賃貸物件でもできる騒音対策についてご紹介します!
①防音マットや防音カーペットで床の防音効果を高める
床の騒音対策には、防音マットや防音カーペットがおすすめです。
防音マット単体での使用でも防音効果は得られますが、防音カーペットとの併用でより一層強化されます。
カラーリングもさまざま展開されているので、お部屋の雰囲気を損いません。
また、カッターで簡単に切断もできるため、中途半端なすき間も簡単に埋められる点が特徴です。
②防音パネルや家具の配置で壁の防音効果がアップ
壁の防音対策を行う場合、防音パネルの設置や家具を動かすことで防音効果が上がります。
防音パネルは壁に貼り付けることで、隣の部屋へ音が漏れるリスクを軽減します。
予算を抑えて防音対策をしたい場合は、家具を壁側に寄せることでも効果を発揮します。
隣の部屋と接する側の壁に本棚や食器棚、テレビを配置することで部屋の中の音をある程度吸収してくれます。
家具を置く場合、壁にぴったりとつけずに約5cmのすき間を作ることで、より防音効果を高めることが可能です。
いかがでしたでしょうか?
今回は賃貸物件による騒音問題とその対策についてご紹介しました。
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