家庭用消火器の点検していますか？

　こんにちは、賃貸部の村西です。

　ブログのネタに困ってしまい、禁断の「今日は何の日」に手を出してしまいました。

　今日、１月１９日は１１９ということで、「家庭用消火器点検の日」です。

　冬場は、空気が乾燥するので火災が多くなりがちな季節です。賃貸物件にお住いの方のほとんどは、火災保険に加入していると思います。賃貸物件の契約更新のタイミングで、火災保険の更新も発生することが多いので、忘れないように注意してくださいね。

　さて、火災保険に加入していたとしても、火災で失うものは保険で全て帰ってくるわけではありません。私でいうと、世界に一つしかないサイングッズや人からの貰い物は何があっても失いたくありません。逆に、小学校・中学校の卒業アルバムなんかは早く失いたいです。今年の冬は卒業アルバムで焼き芋でも焼こうかな。参加者募集中です。

　火災で大切なものを失ってからでは手遅れです。

　火災保険に入っているからと言って、安心しないように。

　火災が発生しない、もし発生しても、すぐに消火できる環境を整えましょう。

　マンションやアパートといった集合住宅の共用部（廊下等）に、消火器を見たことはありませんか？私は毎日のように写真撮影・内見でマンション・アパートに立ち入っています。100世帯以上が住むような大きなマンションに行くこともあるのですが、長い廊下に等間隔で消火器が設置されています。

　実は、消防法令によって、延べ面積が150㎡以上の集合住宅には設置義務が生じるのです。今回、このブログを書くにあたり少し調べてみました。集合住宅における消火器の設置義務ですが、「無窓階又は３階以上で床面積が50㎡以上」のものに関しては、例外として設置が義務付けられているようです。つまり、消火活動・避難上有効でないと判断された場合に、設置が義務付けられるということです。詳細な指定もあるようですが、ブログが長くなってしまうので、またの機会にとっておきます。

　火災はいつどこで発生するか予想できません。自分の家でなくとも、隣家の火災に巻き込まれてしまう可能性もありますよね。大規模な火災を消火器で対処するのは無理ですが、ちょっとしたボヤや、コンセント火災の火種は家庭用消火器で対処可能です。

　家庭用消火器は5,000円前後で手に入るものもあります。何百、何千万の損失を防ぐのはもちろん、お金で買えない大切なものを守るための出費です。この機会に家庭用消火器の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

　家庭用消火器をお持ちの皆さん、点検はしていますか？

　車のように、点検を義務付けられているものは忘れず定期点検を行いますが、任意で行う点検はついつい後回しにしてしまいがちです。「家庭用消火器点検の日」である今日くらいは、ご自宅の消火器の点検をしてみませんか？

　消火器本体に凹みや変形はありませんか？レバーは破損していませんか？

　今回のブログは日本消火器工業会さんのホームページを参考にさせていただきました。大切なものを火災から守るために、家庭用消火器の購入・点検を是非ご検討ください！

　参考→日本消火器工業会ホームページ

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