住宅ローンの金利は今後どうなる?
2024年3月19日に、日銀は大規模金融緩和政策の修正を発表し、マイナス金利政策を解除することを決定しました。
それによって住宅ローンに影響があるのか気になるところですが、今後どうなっていくのでしょうか。
特に変動金利で借りている方は、今後どんどん金利が上がっていくのではないかと不安に思っている方も多いかと思います。
上記について調べて考えを書いていこうと思います。
先に結論
結論、「変わらない、もしくは上昇したとしても0.1%くらい」ではないかと思います。
日銀の植田総裁は暮らしや経済への影響について、「今回の政策変更に伴う短期金利の上昇は0.1%程度にとどまる」と説明。今後の物価と経済の見通しを前提とすると「緩和的な金融環境を維持することが大事だ」と強調し、急速な利上げを否定した。
とあるように短期金利0.1%の利上げ、大幅に貸出金利が上昇するとは考えていないというコメントがあります。
三菱UFJ銀行も普通預金金利は引き上げると発表しましたが、住宅ローンの変動金利の基準となる短期プライムレートについては変わらないとしています。
そもそも変動金利はどうやって決まるの?
適用金利(皆さんの住宅ローンの金利)=基準金利-引き下げ幅によって決まります。
まず基準金利とは、短期プライムレートという法人向けの融資の金利に1%上乗せしたものを適用している銀行が多いかと思います。
今ですと2.475%が基準金利(店頭金利)となっております。
続いて、引き下げ幅については「条件」によって決まります。
「条件」というのは例えば、会社員、公務員、個人事業主、勤続年数等、物件価格とは別に諸費用は用意できるか等です。
上記によって適用金利というのは決まります。
今後アメリカみたいに上昇していく?
アメリカみたいにどんどん上がっていくのではと心配になる方もいるかと思いますが、結論、まだまだなっていかない、かと思います。
アメリカは急激なインフレ(物価上昇)に対応するために、インフレ抑制をしないといけない状況だったのに対し、日本は景気の回復途上なのでそういう状況ではないというのが理由です。
日本の政策金利は0.1%に対して、アメリカは5.5%、日銀の植田総裁も2%の目標には距離があると言っている状況なので、すぐにどんどん上がる状況ではないかと思います。
まとめ
改めて結論としては、ほぼ変わらないだろうという考えです。
【短期プライムレートがあがらない➡住宅ローンの基準金利が上がらない➡適用金利も変わらない】
というイメージになります。
個人的には、変動金利で組んでいる人が多い中(※参照)、変動金利が大幅に上がってしまうと約7割の方に多大な影響があり住宅ローンの返済難が起こりえるので、それも踏まえ大幅な上昇というのはないのではと思っております。
※住宅金融支援機構が2023年4月調査の結果で2023年6月30日に発表した資料によると、変動金利が約7割、固定金利選択型が約2割、全期間固定型が約1割となっております。
引き続き経済状況などは勉強し続けていこうと思います。
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