仲介会社とのやりとりは即レスが基本！？

　こんにちは、SNSのバナー通知は基本オフ派ですが「なんか来たかも」と思うタイミングで大抵何かしらの通知が来ている賃貸部の村西です。多分スマホ依存症です。

　今回は、お部屋探し中の方向けに、仲介会社とのやりとりのコツをお教えします。

　いざ、賃貸物件を探そうと思っても何からしたら良いかわからないという方は多いかなと思います。SUUMOやアットホーム、ホームズで問い合わせをしたら複数の業者から電話やメールが来て面倒くさい思いをしたことのある人もいるのではないでしょうか。

　弊社の信用問題に関わるので、オフレコでお願いしたいのですが、私は学校生活で関わってきたすべての教師から「面倒くさがり」を注意されてきたような人間です。そんなナマケモノがたった一部屋借りたいだけなのにいろんな人と話して、いろんな物件を見せられてたら我慢なりません。

　「お部屋探しは楽をした方が勝ち！！」だと思っている私が、1年間賃貸仲介に携わり、最もお客様が楽をできる方法に気が付いたので次の章で紹介します。

　SNSを始めとした遠隔コミュニケーションアプリが発達し、「『気軽に』『誰とでも』コミュニケーション」をとることが一種の常識となった現代なのに、不動産業界は本当に古臭いと思いませんか？多くの不動産とのやりとりは電話やメールのままですし、ビジネスメールに触れていていない学生さんは「不慣れなお部屋探し＋不慣れなメール」で無駄なストレスが溜まってしまいますよね。面倒くさいお部屋探しこそ気軽にやり取りをしていいと思います。

　例えば、弊社じゅうしんの賃貸仲介ではメインの連絡手段はLINEを導入しています。もちろん、電話のほうが都合の良い場合もあるので、急ぎの要件は電話、急ぎでない内容はLINEを使用しています。あとは「アルバム機能」がとにかく便利です。メールは遡るのが大変で、迷惑メールの中に大切なメールが紛れていることもしばしば。LINEのアルバム機能なら、埋もれないし一覧性も抜群です！ありがたく活用しています！

　ここで大切なのは「気楽に送る」ということです。LINEなので、堅い文章ではなく、気楽に送ることを心がけてください。(気楽を心がけるとは...)

　理由は後ほどご紹介しますが、賃貸仲介とのやりとりは「質より量」を心がけてください。内容よりも『即レス』・『頻度』が大切ですよ！！

【ポイント１】は、賃貸仲介を働かせることです。ナマケモノ不動産の私も、仕事となればしっかり働きます。「賃貸仲介を働かせる」というのは、「自分のために時間を使わせる」ということです。当然、賃貸営業も１日で働ける時間は「労働基準法」によって定められています。労働時間外の労働には当然「時間外手当」が発生します。(一部例外は除く)

　賃貸仲介を時間外で働かせることは基本出来ないものとして、

　意識するポイントは「労働時間内でどれだけ自分のことを考えさせるか」というところです。

　『例えば、１日当たりの勤務時間が８時間の賃貸不動産営業がいたとします。１件のお部屋のお問合せ・空室状況では通常５分もあれば対応が可能です。２部屋分なら１０分はかかるでしょう。空室の確認以外でも物件情報のやり取りを数回繰り返していれば、３０分は時間が経過します。８時間のうち３０分間働かせればもう仕込みは充分です。』

　毎朝の物件調査や、業者周り、新着が出たタイミングで「あ、〇〇さんの条件に合ってるかも！」と賃貸営業の記憶に「自分の条件」を刷り込ませることが大事です。

　つまり、【ポイント１】即レス【ポイント２】刷り込みがあれば、賃貸仲介は無意識のうちに自分の物件を探し続けてくれる。ということです。

　さて、ここまで２つのポイントを紹介してきましたが、賃貸仲介とのやりとりのコツはわかりましたか？賃貸仲介が言うのもアレですが、賃貸仲介をうまく動かして楽をした者がお部屋探しの勝者です。

　最後は、賃貸仲介を喜ばせるコツをお教えします。

　それは、「聞くこと」です。本を好んで読む人はある程度認識があると思いますが、本は「誰かの思考」であり「先人の記録」です。ではなぜ、思考をアウトプットして「本」としているのか。あるいは本に「したい」のか、考えたことはありませんか？ あくまで私の自論ですが、「知識・経験を自慢したいだけ、語って気持ちよくなりたいだけ」なんですよ。その自慢や語りのために努力して、本を出すまでになる人は本当にすごいと思いますし、本を出すとまでいかなくても知識や経験を多く持っている人は尊敬できます。

　要するに、賃貸営業に対しても「何気ない質問」をぶつけて答えさせることで、「気持ちよくさせればいい」ということです。「主要採光どこ向きですか～」、「日吉って住みやすいですか～」などの簡単な質問をぶつけましょう。(明日から沢山質問来たら困るな...)

　簡単な質問をぶつけることで、やり取りの頻度を増やすことにも繋がりますし、「この人まだお部屋を探している」と認識させることが出来ます。本気で家を探したいなら、やり取りのコツを抑えておいて損はないと思いますよ！！！

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