おばあちゃん、住処を追い出される。
耳を疑うような、親族間相続トラブル。お話を聞くところではトラブルというより「詐欺」!
皆さんもお気をつけ下さいませ。
春には、ココを出て行かなくちゃならないの・・・
「だから、引っ越し先を探したいんだけど、やっぱり80歳を過ぎているからもう老人ホームとかかしら」と、ご相談頂きましたが、お年はお年でもまだまだお元気介護認定をもらうどころかパートでお仕事もしていらっしゃるとの事。
残念ながら、介護付有料老人ホームは難しそうなので「サービス付き高齢者向け住宅」をご提案。
立派な一軒家にお住まいなのになぜ?と事情をうかがうと耳を疑うようなお話をお聞きしました。
事の発端は「不動産の相続」
数十年前に、ご両親が亡くなり生まれ育った生家の不動産の土地と建物をお姉さま、ご自身、弟の3人で相続する事になったそうですが、旧式の思考で家は「長男」が継ぐものという事で遺言があったようですがお姉さまと、ご相談者の女性は「遺留分」を訴え遺産分割をしたつもりが、何故か?????不動産の登記が「弟」の単独でされていた。という事が今の悲劇「家を追い出される」事につながります。
一般的に不動産の取引を見ていると「共有」で複数名での持ち分登記より「単独」お一人での登記である方が「売買で現金化するとき」や「相続」する際にはスマートな取引となりますが「相続」で有する権利の譲渡は先を見据え十分な注意を払う事をお勧めします。
弟が元気な時は問題なかったが・・・
弟さんがお元気な時は問題も起きませんでしたが、体調が悪くなり在宅介護、看護となった時、弟の家族はサッと弟から離れ介護と看護、病院にかかる費用まですべて女性の負担とされたそうです。
その後、弟が亡くなり暫くは平穏な日を過ごしていましたがある日突然に弟の娘、相談者の姪から家を明け渡すように告げられます。
ご相談者の女性は自分の生家なのに何故出ていたかなければならないのか、訳が分からずお姉さまに相談、お姉さまの息子、甥が話を聞いてくれる事になったようです。
そこで、初めて不動産の登記が「弟」だけのものになっていた事に気づきました。
裁判に訴えてもダメでした。
不動産の所有権は「登記」に勝るものはないと言われているのでやはりソレと、おそらくご両親の相続の時に不動産の権利の放棄に署名したり、記憶にも残らない僅かな金品を渡され、お姉さまとご相談者の遺留分は相殺されてしまったのではないでしょうか。
ご本人は覚えていないとおっしゃるのであくまでも私の想像にすぎませんが結果は姪御さんの要望が認められ来春の「立ち退き」となったそうです。
ご相談者も甥御さんも非常に悔しいそうですが仕方がありません。
それにしても、ご相談者と甥御さんの良識のある言動と振る舞いとお互いを気づかう様子をお見受けすると見たことのない姪御さんが非常にあさましい「金の亡者」「鬼」のように思えてなりません。
じゅうしんの吉田にできる事
とはいっても、テレビドラマのような正義の味方で悪を成敗する事などできるわけはないので、今の状況で私にできる精一杯の事は良い住み替え先を見つける事。
ご相談者も今はお元気でも年齢を重ねていつ介護が必要になるかもわからないお年頃、甥御さんは高齢の叔母の一人暮らしを心配されているのでそこを払拭できるような住まいをお探しして満足のいくお引っ越しとなるようにお手伝いをさせていただきます。
勿論、相続や裁判などの法律相談も私ではない優秀なブレーンがおりますのでお気軽にお声をおかけください。
詳しい施設資料、見学会参加ご希望の方は(ご家族も是非ご一緒に)お気軽にお問い合わせください。
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老人ホームの紹介、介護リフォーム、高齢者の方の住まいのことは、横浜市港北区を中心に地域密着の【じゅうしん】にお任せ下さい!!
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株式会社 じゅうしん
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