高齢者の為のセミナー講師を務めました
令和5年2月、平塚市社会福祉協議会主催、終活講座『終の棲家の探し方』で講師として登壇してきました。
参加者の熱量すごいです
聴講定員30名のところなんと2倍以上の70名を超す応募があったそうで、皆さん熱心にメモを取りながら受講されていました。
60歳以上の平塚市内にお住いの方々でしたが比較的お若い60代の方はご自身の事もですが親御さんの生活や介護の参考に受講されている方もいらっしゃったようです。
老人ホームの種類と選び方
先ずは、老人ホームの種類と特徴、選び方について老人ホーム紹介会社の老舗「みんかい」の方にお話を頂きました。
特養(特別養護老人ホーム)、老健(介護老人保健施設)、グループホーム、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)他代表的な施設についてサービスの提供や概の利用金額などを其々お話しいただきました。
最後まで「自宅で」暮らすための備え
そして、最後まで自宅で暮らすための備えと危険について「ハード面」「ソフト面」「認知症」の3項目に分けてお話させていただきました。
ハード面の備えは?
皆様よくご存じの介護リフォーム。段差の解消や手すりの設置、浴室脱衣所の保温などなど概予算に合わせてできる事できない事のご案内。
また、思い切って古い戸建てや階段しかないマンションから元気なうちに最新のバリアフリーで快適に暮らせる築浅マンションへの住替え。
そして、一般の賃貸物件にお住まいの方には早めに公営住宅(県営、市営、URなど)への住替えをお勧めしています。
ソフト面での備えは?
悪質な訪問販売、サギ、強盗、など高齢者をつけ狙う危険や突然の体調不良の時に対応にはやはり、各警備会社が提供するセキュリティサービスを契約するのも一つの方法です。
必要な時にボタンを押して知らせると駆けつけるサービスや、孤独死を防ぐためにセンサーが連動するタイプのものなど様々ありますのでご自身の生活に必要な物を使うとよいでしょう。
また、子世帯との同居もありますが昔から「嫁姑対立」などいわれていますのでそれなりの覚悟は必要です。
じゃあ、娘家族と「サザエさん一家」のようにとお考えの方もいるかと思いますが、サザエさん一家は波平さんが元気で現役であることとマスオさんの懐が非常に深くできた人間であることで円満に暮らしているのだと思います。
実際に娘家族と同居して晩年非常に寂しい思いの中97歳で亡くなった男性。
奥さんのご両親の家に2世帯住宅で住みながら日々「義父母への悪態をつぶやき続ける隣のお父さん」
現実を見ると悲しくなります。
認知症に備え
認知症になってしまったら財産を守るため、社会生活を送るため後見制度の利用を検討したり、信頼できる親族に財産を信託する方法、簡易エンディングノートの作成、認知症保険の紹介とあわせて遺言書の要不要についてアドバイスをしました。
最後に家で息を引き取る準備
家で最後を迎えたい場合、いわゆる病院で延命を望まないのであれば事前に訪問医の契約をしておくことはマストです。
医師立ち合いの死亡確認が取れないと宅内で死んだ場合「不審死」という事で警察が必ず入りますのでそれを避けるためには臨終を医師に宣言してもらう為事前に契約しておきます。
倒れているところ救急搬送されればまずは救命されますので、その後介護が重い状態になれば自宅で生活が可能か?となり必然的に施設への入居となる事が大半です。
老人ホーム相談の費用は?
最後には、ご参加の皆様から「相談したり見学したりするのに費用はいくら?」とご質問がありました。
勿論、ご検討のご相談者からは一切費用は頂きません。私たちは成約時に施設からあっせん料を頂いております。
お家で過ごすためのリフォーム提案やその他の住み替え相談も無料で承っております。
老人ホームの事、高齢者の住まい、相続、遺言、高齢者が損をしない家じまい等その他、お客様求めに応じてセミナーを開催できますのでお気軽にご相談ください。
東横線元住吉・日吉・綱島・大倉山。横浜市営地下鉄グリーンライン日吉本町・高田。
老人ホームの紹介、介護リフォーム、高齢者の方の住まいのことは、横浜市港北区を中心に地域密着の【じゅうしん】にお任せ下さい!!
まずはお電話で無料相談
【045-566-8020】
横浜市港北区日吉本町1-24-1
株式会社 じゅうしん
関連した記事を読む
- 2024/10/17
- 2023/06/13
- 2023/04/15
- 2023/03/26