訃報が続いています

高齢者の方の住まいを専門にご相談を受け始めて5年、開設当初のセミナーにご参加いただいた方の訃報が相次いでいます。皆さん90歳過ぎまでお元気でしたので大往生なのですが親しくさせて頂いていたのでつらいです。

弟さんを心配して

ご自身の事もですが、少し障害のある弟さんの心配をして「老人ホーム」に興味をもってご相談にいらしていただいていました。

弟さんは有名某老人ホームに既に入居していましたがその扱いがあまりにもひどく、料金も最初の契約の時にあった話とは違い思いのほか月々の負担額が多くまた持ち物が無くなる事も何度もあるとの事で思い切って別の老人ホームへ移動するというお手伝いをさせて頂きました。

ご自身は元気でしたのでまだまだ自立でいたのに

ご自宅はマンションの４階、階段しかないので大変と言いながらも元気で弟さんのお引越し後もお店へお寄りいただいてました。年末年始、お盆の頃私もお顔を見にお尋ねしてお話しする事も・・・

昨年末、年始はタイミングが悪くお会いできなかったのですが体調を崩されて病院にいらしたそうです。

そして、先月ご親族の方が遺品の整理で私の連絡先を見つけて頂き亡くなられたことをお知らせいただきました。

３年前に老人ホームへご入居の方も

３年ほど前に骨折と持病の悪化で入院、その後自宅での一人暮らしは限界との事で老人ホームのご紹介をさせて頂いたFさん。

施設では毎日楽しく穏やかに過ごされて最後の数か月は車いすをお使いになったそうですがそれまでは杖や歩行器を使ってご自身で歩かれていたようです。

３月に入り直ぐにお亡くなりになったとやはりご親族の方からご報告いただきました。

祖母も・・・

関西に住む祖母は５年ほど前から認知症状が進みグループホームで生活をしていました。

私が最後にあったのは５年前のグループホームに入所してまだ間もないころで何となく会話をするものの？？？？私が孫である事をわかっているのかいないのか？？？？それでも他の皆さんと楽しそうに生活している様子。

認知症になる前の小っちゃくて優しいおばあちゃんは変わらないままでした。

その祖母も年が明けてから食事もとれずベッドに伏せる時間が永くなっていると聞いていましたが先週ついに息を引き取ったと叔母から連絡が入りました。

葬儀も内内のものにするとの事でしたのでコロナの規制が無くなる頃には母を連れてお墓参りに行く約束です。

大往生で看取られて幸せ

皆さん大先輩で９０歳を越えてのゆったりと穏やかにご家族に看取られてのご逝去なので大往生です。

施設では、しっかりご家族と一緒にお看取りができるところも多いです。ご自宅でのお看取りより設備や準備も整っているのでご家族の方も安心です。

何より、訃報を聞いたときは非常に悲しかったのですがこのように縁のあった高齢者の方が「孤独死」「事故死」等の悲惨な最後でなく旅立たれたことは良かったのではと思っています。

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