株式会社 じゅうしん
2018年02月01日
不動産ブログ
思い出深い不動産取引①
これまで様々な不動産取引をしてきました。その中で思い出になる取引があります。
中古マンションをご購入をいただいた案件。
もう随分と前の話です。
ご主人様に不幸があり、社宅に入っていた為、社宅を出なくてはいけない日が来るということで引越しを検討せざるを得ないということでした。
ご紹介を頂いろいろとお話を聞いて、社宅の広さ、持っている家具と思い出の品。
小さいお子様もいるということで、物件探しは難航。
仕事もしなくてはいけない。ご両親の住む家に一緒にすむのは広さ的にも厳しい。
何とかできないかと、動いたことを覚えています。
賃貸から購入への選択
いろいろと打ち解けてお話を聞くと、実はご主人様が生命保険に2つ入っていて、保険会社を切り替えるタイミングだったことが判明。2社から生命保険が降りる予定とのこと。
賃貸に入るつもりが難航したこともあり、購入はどうかと検討が始まりました。
専門家のライフプランを聞き、購入のほうが良いとの判断で、マンションを現金でご購入いただきました。
お金はあるのに、借りれない。勤務先が無いので借りれない。
収入が無いので借りれない。ローンは組めない。
家を出なくてはいけない期日は迫ってくる。
現金があるので、購入して住まいを確保できました。
あの時、ご購入いただいた不動産。あれから10年以上たっていますが、今もいい値段で取引されています。賃貸にしていたら賃料払って保険金は目減りしていました。今の景気も伴って、不動産の価値はさほど目減りしていません。
あのときの選択間違っていなかったと思います。
株式会社じゅうしん
この記事を書いた人
栗原 大介

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