後見人になったMissはたらくまん⑥
年々増加する成年後見の申立てに対応するできるよう、これまでの「弁護士」「司法書士」「社会福祉士」「行政書士」等の専門職や親族に加えて、身近な地域で成年後見制度が必要な方を支援できるよう横浜市では【市民後見人】が育成されています。
Missはたらくまんは「宅地建物取引士」として親族以外の後見をする稀有な存在となりました。
冬晴れの空にお見送り
前日の嵐が嘘のような雲一つない青空の中、かねてより療養中の(被後見人)の弟さんが荼毘に付されました。
弟さんも後見でしたが、本人の死亡をもって専門職の後見人の先生より親族であるお姉さまへ以後の手続きが渡されました。勿論ここからは必然的に私が全てを行うという事になります・・・が、横浜生活あんしんセンターの方に相談しながらの手続きでした。
病院からの搬送、葬儀社手配、死亡届の提出までは弟さんの後見人の先生に行って頂き、葬儀の手配、日程はお姉さまの意向を確認しながら葬儀社の方と打ち合わせをし、弟さんの後見人、お姉さま(私の被後見人)私の3人で静かにお見送りをしました。
遺骨はどこに
2年前に施設に移ってから、ずっと「会いたい」「様子が気になる」とおっしゃっていましたがコロナ禍で会う事が叶わずついに悲しい対面となってしまいました。
少しでもと思い、本来ならあまり広くないお部屋に1週間だけ施設の方の配慮でお部屋で一緒にいて頂けました。
その後は、葬儀社の預りのサービスを利用してお墓が正式に決まるまで預かっていただいています。
これからのお仕事
本来、遺族の行う様々な手続きを私がするのですが、死後事務作業はほぼ初めての上代理の代理になる為色々と手間がかかりそうです。
裁判所にも報告をした際にも「慌てず、ゆっくりでも良いので確実にこなしてください」と温かい言葉を頂き、横浜生活あんしんセンターの職員の方にもお手伝い頂きながら、後期高齢者保健、介護保険の返納や給付、還付、更には預貯金の相続などの手続きもある為被後見人が不利益を受けないようにしっかりと確実に進めて参ります。
お墓はどうしましょう
お墓、納骨についてもやはり親族である故人のお姉さま、つまりはMissはたらくまんの被後見人が決めるのでこれもMissはたらくまんが御手伝い。当初はお姉さまが気軽にお参りできるようにお住まいのホームから近いところと思いましたが、よくよく考えられてご両親と一緒の場所をご希望との事。
但し、今のところ菩提寺やお墓の場所が不明でご自身もわからないところからのお手伝いです。何とかご希望が叶いますように手を尽くしてみようと思います。
市民後見人として
通常の専門職の先生の後見作業はおそらく「金銭管理」と「契約事」「身上監護」が主になり本人の希望を叶える「心情監護」はあまりされないようですが市民後見人としてはここにしっかり寄り添い叶えるのも大切な事のようです。
今回は被後見人自身の死後事務ではなく、そのご家族の事務を引き受ける少しイレギュラーなお仕事ですが貴重な経験として遂行したいと思います。
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株式会社 じゅうしん
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