後見人になったMissはたらくまん⑤
年々増加する成年後見の申立てに対応するできるよう、これまでの「弁護士」「司法書士」「社会福祉士」「行政書士」等の専門職や親族に加えて、身近な地域で成年後見制度が必要な方を支援できるよう横浜市では【市民後見人】が育成されています。
Missはたらくまんは「宅地建物取引士」として親族以外の後見をする稀有な存在となりました。
久しぶりの市民後見人活動報告
コロナ禍で一時緩和された面会もその後、数回お会いできただけでもう、半年以上お話も出来ていませんが、特養の担当者とは都度お話をしてご様子は伺っていました。
銀行って不便!
後見人のお仕事の大切な事の一つ、財産管理ですが。年金の受け取りも特養の費用支払いも、後期高齢者保健、その他ほとんどが通帳での自動入金、振替。そんな中でも、たまに現金を払い出しての支払いや精算が必要になる事があります。
この出納が口座を開設して後見人登録をした本支店しかできないのです。残高の確認記帳と入金は各支店のATMでもできるのですが、払い出しは口座開設の本支店窓口のみという事。また、お持ちの銀行口座がS信用金庫とK信用金庫というマイナーな金融機関でATMへ行くにも交通費、まして払い出しに窓口に行くための交通費が1000円以上。
この、被後見人の不利益解消に口座を「ゆうちょ銀行」にまとめることしました。
ゆうちょ銀行は後見人登録をしてもATMでのお金の出し入れもでき、買い物ついでや仕事の合間に交通費など掛けずに手続きが出来るので非常に使い勝手がよく、被後見人の不利益の解消にもなります。
最後にお会いした春先に被後見人の了解を得て早速、Missはたらくまんの自宅近くで口座開設をして、今では入出金のほとんどないK信用金庫の口座2件を解約、払い出したお金は全てゆうちょ銀行へ入金しました。
振替、年金受取変更で続きが・・・
特養の支払い振替口座の変更、後期高齢者医療保険料の支払口座、介護保険料の支払口座、年金受取口座など諸々変更手続きに加え高額医療費申請など重なり後見人の登記事項証明や身分証など複数の書類の準備に法務局や役所を右往左往しましたが、すべて届出完了しすべての振替、入金を確認出来たら間もなくS信用金庫の解約手続きにまいります。
お誕生日おめでとうでした
緊急事態宣言のさなか6月に被後見人のMさんは77歳のお誕生日を迎えられました。
施設でもお祝いをして頂いたようですがMissはたらくまんからもささやかながらプレゼントを特養の職員の方に託してお渡し頂きました。
そして、悲しい現実が
今、唯一の肉親である弟さんが病院で重篤な状態になっているのですが特養ではお見舞い外出のの許可が下りず会わせて差し上げる事が出来ずどうしたものかと考えあぐねています。
それまでも、事あるごとに弟さんを心配し会いたいとおっしゃっていたので胸が痛みますが、施設にコロナウィルスを持ち込むかもしれないリスクでの特養の制限ですので従うほかありません。
どうか、弟さんが回復されて再開できますようにと心より祈り願っています。
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