後見人になったMissはたらくまん④
年々増加する成年後見の申立てに対応するできるよう、これまでの「弁護士」「司法書士」「社会福祉士」「行政書士」等の専門職や親族に加えて、身近な地域で成年後見制度が必要な方を支援できるよう横浜市では【市民後見人】が育成されています。
Missはたらくまんは「宅地建物取引士」として親族以外の後見をする稀有な存在となりました。
初めて!一人での面会
朝からお天気も良くこの時期にしてはあたたかい「インディアンサマー」な陽気にも背中を押され少しウキウキな気分で施設へ向かいます。
前回の事務作業や金融機関の手続きは勿論一人で動いていましたが、被後見人の方との面談、訪問は初めてなのでワクワクとドキドキが交差します。
コロナ対策は万全
施設に到着すると、靴を施設のスリッパに履き替えてから一通りのコロナ儀式。
マスクの着用を再確認。
モニターの前に立ちセンサーで検温、「36度」平熱、健康です。
消毒器の手のひらを差し出すと消毒液が手のひらに「シュワッ」両掌、甲、指先、指の間と念入りに消毒してから受付。
問診表の体調に関する質問に答えて面接会場入り口で順番待ち。
普段は、イベントや音楽会などで使われる広々としたホールが入所者とご家族の面談会場になっています。
テーブルが2m以上もの間隔を空け3つ、其々のテーブルの上にはアクリル板の衝立があります。
一組一組順番に面会し、終了して退席した後はスタッフがテーブル、アクリル板、椅子をすべて消毒用アルコールで拭いています。
それでなくても多忙な介護施設スタッフなのにここにまで手間がかかるなんて。入居者やご家族の為に手間を惜しまず面会の機会を作っていただける施設のスタッフの皆様には唯々、感謝いたします。
いよいよ、いよいよです
順番が来て席につきY子さんがお部屋から降りてくるのをお待ちしていると車いすに座られたY子さん登場です。
以前初めてお目にかかった時は少し表情も硬く、言葉数も少なかったので普段から「人見知り症」のMissはたらくマンはワクワクの中に不安もあったとのですが近づいてくるY子さんにこやかです。
思わず席を立って、「こんにちは~!Y子さん」「私の事わかりますか?」とアクリル板の衝立越しに少し興奮気味に声を掛けました。
Y子さんにこにこ笑顔で大きくうなずいてくれて、私、ついうれしくて衝立を倒す勢いで手を突き出してしまいました。
我に返り、椅子にきちんと腰掛け落ち着きを取り戻し改めて「よろしくお願いします」です。
先ずは、業務報告
銀行の口座の後見人登録が完了した事、お金の出し入れは私が行う事、役所や保険、年金の手続きも連絡も私が行う事、そしてこれから私が行うお手伝いを一つずつゆっくりと説明させてもらいました。
そして、銀行からのお客様プレゼントでいただいた「瓶に入った500㎡ℓのはちみつ」をアクリルの衝立越しに見せて「Y子さんの物ですが施設の方にお願いしてこれでおやつを作った貰いみんなで食べるるのはどうですか?」とお聞きしたところ「いいですね」と笑顔でお返事いただけたので後ほどスタッフにあずかっていただきました。
何か欲しい物や、やりたいことありますか?
お身体の調子もよさそうで、ご気分も良いご様子。
何か欲しい物ややりたいことは?とお伺いするとしばらく考え込んだご様子。
氷川きよし君がお好きとお聞きしていたので関連した何かを持ってくる?身の回りの物で必要な物はある?などいくつか質問したのちのお返事は
「弟の様子が知りたい」との事でした。この特養に入るまで一緒に暮らしていた弟さんの様子はいつも気になっているようで「元気なのか、どう暮らしているのか」知りたいとの事でした。
実は弟さんも別の施設で生活していらっしゃるので「コロナ禍」で安易に行き来が出来る状態ではなくもう10ヶ月以上顔を見ていないので気になっているという事でした。
次の面会までの宿題
次の面会までになんとか弟さんの様子を調べて、Y子さんに報告。
宿題を頂いたところで面会終了。
施設の方に「はちみつ」を預けスタッフの方からご覧になっての必要な物やお手伝いをお聞きして初めての面会終了しました。
東横線元住吉・日吉・綱島・大倉山。横浜市営地下鉄グリーンライン日吉本町・高田。
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